Wednesday, February 1, 2006

[勝間通信] 座敷箒

[農暦] 1月4日 [月齢] 2.48 夕月 [潮汐] 大潮 [勝間の天気] 春雨

ザシキボウキです。「三丁目の夕日」のころはどこの家庭にもあった。これ、ボックス付きのちり取りと一緒に購入しました。

和小屋づくりの日本家屋の古農家、十畳八畳六畳とタタミの部屋が続きます。会議室、アトリエ、寝室、用途がみな異質です。置かれているものも異質、ここで でるゴミを電気掃除機で吸い込むと、何かと不便がでてきます。吸引力はただ強ければいいというものでないですね。会議室は力強く、寝室には優しく。箒だと 意外に解決つきます。

埃を立てずにちり取りに納めるには、ある程度のスキルが必要でした。箒の穂先の動かし方や触れ方なぞにも工夫は必要でした。これを扱うのが結構おもしろ い。そして何より爽快だったのは、モーターの音がしないこと。穂先とタタミが触れあってだす音なぞ、もう谷崎潤一郎の世界で・・・

家の造りとそこで使われる道具の関係、長い時間かけて築き上げられてきたんですね。

[障子の枠がテカっているのは、猫の爪研ぎ防止のテープです]

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