Friday, December 31, 2004

[農暦11月20日] 寒く薄暗い大晦日になりました

[農暦] 11月20日 [新暦] 12月31日 [月齢] 19.2 更待月 [潮汐] 中潮 [天気] 雨

残念なことに今年を象徴するような寒く薄暗い一日となりました。来年はいいことがあるでしょうか。これも一人一人の希望でしょうか。ではいいお年を・・・

Thursday, December 30, 2004

[農暦11月19日] 昼下がりの午睡

[農暦] 11月19日 [新暦] 12月30日 [月齢] 18.3 寝待月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

夏と違って縁側の奥まで陽射しが入ってきます。縁側は通路であり、仕事場であり、冠婚葬祭の待ち場であり、外と内との調整の場であり、私が陽だまりの中で 本を読む場所であり、猫が長閑に昼寝する場でもあります。先日、友人と話をしているとき、隙間風が多くて・・・というと、縁側にビニールシートを張りなさ いと忠告いただきました。しかしその気はありません。冬は寒いのです。房総半島では耐えられる寒さです。このままにしておきます。

Tuesday, December 28, 2004

[農暦11月17日] 十二社池の下

[農暦] 11月17日 [新暦] 12月28日 [月齢] 16.3 立待月 [天気] 曇天

宴席の始まる前の一室。元青線の一角に建てられたしもた屋、ここでなぜか四人のメンバーが集うようになってから二年たつでしょう。年二回、これもなぜか年 二回です。四人は固定で、時々一人ほどゲストが登場します。これといった話があるわけでもありません。しかしこれもなぜか話の半分は映画のことになりま す。みな映画が好きです。戦後間もないころの東宝のミュージカル映画や一日四本立てだった映画館での話や、三本指に上げられる映画は何?とか、怪優のなか でもだれそれが一番凄いとか、最近のアメリカ映画には子連れのロードムービーが多いとか・・・話のつかない宴会が先日ももたれました。

Monday, December 27, 2004

[農暦11月16日] 今年最後の絵葉書が届きました

[農暦] 11月16日 [新暦] 12月27日 [月齢] 15.3 十六夜月 [天気] 晴

気がつかないうちに冬至がすぎて、気がつかないうちに今年最後の十五夜も見ることができませんでした。風邪が長引いています。体調が悪いとそんなことにも 注意が行き届かなくなるのでしょうか。25日、今年最後の絵葉書が届きました。今年六枚目です。本来なら、この六枚で来年のカレンダーを作ろうと思ってい たのですが・・・ 皆さんもお体にはくれぐれもご注意ください。特にご高齢の方々は・・・

Friday, December 24, 2004

[農暦11月13日] やっぱりこの携帯は大人のおもちゃだ!

[農暦] 11月13日 [新暦] 12月24日 [月齢] 11.58 十三夜月 [天気] 快晴

デジタル物が好きの方も多いかと思います。私もその一人です。特に携帯電話に興味を持っています。場所に縛られない、個人的だ、そもそもアメリカ映画で携 帯電話が出てくる光景にいたく引かれたものでした。十年前の真夏、モトローラーという会社の携帯電話を日本で使えるようになりました。手に入れたくて仕方 がなかったものの、一人で店に行く勇気がなく、畏友(こういうときになぜか登場します)秋山東一に電話をしました・・・

しかし、その後の日本の携帯電話環境は大きく変わっていきます。アナログからデジタルへ、通信方式の選択の取り違い、どんどん世界の携帯電話をとりまく状況から切り離されていきます。電話機自体もただただ高機能複雑化へと動いてしまいました。

今年になって、ようやく日本でも海外でもどこでも通話、なんてことができるようになったのです。そこで登場したのがNOKIAがつくってVodafone にのせた702NKという携帯電話。NOKIAのユーザーにやさしい使い勝手に、PDAの機能が組み合わさったもの。SymbianというOSが乗せられ ていまして、いろいろなソフトが世界中で作られています。遊べます、十分に。何がしたいですか?できます、ご心配なく。ここ一週間私は遊びまくっておりま した。おかげで風邪が長引いています。

Thursday, December 23, 2004

[農暦11月12日] 年始のご挨拶はご遠慮させていただきます

[農暦] 11月12日 [新暦] 12月23日 [月齢] 11.44 宵月 [天気] 快晴

12月に入ると、いろいろな方から喪中につき・・・という葉書をいただきます。そんな年齢になったのかと思い巡らしていたりしますが、今度は私がその葉書 を出す番になりました。先日もこのblogに書いたように、連れ合いの父君がなくなられました。本来なら早々と喪中葉書を用意しなければならないのでしょ うが、台北疲れと、かぜが長引いたのと、そもそもの不精からようやく今日原稿が上がりました。

Wednesday, December 22, 2004

[農暦11月11日] 陽だまりの枯れ枝

[農暦] 11月11日 [新暦] 12月22日 [月齢] 10.5 宵月 [天気] 快晴

勝間は快晴です。裏山の杉木立と竹の林を除いて、木々の枝という枝はみな葉を落としました。澄み切った青空が梢の間から丸見えです。長閑です、私が不注意で風邪をひいてしまった以外は。
帰国直前の台湾、気候は不順でした。一日の間で晴れと曇りと通り雨とが繰り返されました。とはいえ、一日の温度差は五六度です。勝間に戻るとそういうわけ にはいきませんでした。昼間、陽が射すと気温は台北と変わりありませんが、日が落ちると急速に寒さが襲ってきます。温度差は十度を超えます。またたくまに 風邪を引いてしまいました。今日で一週間たちます。年ですので注意をしなければ。

Tuesday, December 21, 2004

[農暦11月10日] 暗いモニター

[農暦] 11月10日 [新暦] 12月21日 [月齢] 9.37 宵月 [天気] 晴れ

アトリエの片隅にあるテレビモニターです。ここしばらく画面が明るくなることはありません。テレビ番組を見ていないからです。報道番組も含めて目にしてい ません。二ヶ月間、台湾でテレビに目をやることはほとんどありませんでした。事務所に出るに出られず台風情報に目をやったことぐらいでしょうか。

世間の情報を知る必要はあるのでしょうか。NYでテロがあったことを知らなかったら今どうなっていたでしょうか。北朝鮮はそんな状況なのでしょうか。私の場合、情報が統制された環境にはありません。知ろうと思えば可能なのですから・・・
面白いですね、他の人が知っていて私が知らないことがたくさんある、しかし他の人が知らない私の私にとって大切 な情報を私は持っています。その情報を吟味して煮詰めてエッセンスとして持ってみたい、だから今の私にはメディアが流す情報に興味がなくなっているのかも しれません。いや、またすぐにあそこであんなことが、あのことは実は何々で・・・などと口にするようになるでしょうが、とりあえず私の脇にあるモニターは ここしばらく暗いままかもしれません。

Monday, December 20, 2004

[今日のNOKIA] オッ、この携帯使える!

台北から戻った翌日、発売が遅れていたノキアのボーダフォン版携帯が販売されたと知りました。どんなものかとお店を のぞいてみます。「あのー702NKありますか?」 「ハイ!あります」で、決まってしまいました。ろくに中身を確認せずに購入です。キャリア固定という ことでかなりがんばった価格での登場です。約一万五千円、それに国内利用を想定していない料金プラン(月額540円)との変則的な組み合わせです・・・

CDから音を落とせない、ブルーツースのキーボードが使えない、多くの有用なアプリケーションソフトが組み込め ないのでは・・・などなど日本の携帯環境を考慮して制限されてしまっていたことは、世の人柱の方々によってことごとく解決されていきました。(やや複雑な 手続きを踏まなければならないとかはありますが)なにしろ携帯にまつわる事柄が最も閉鎖的な日本にあって、ようやく世界標準に近づいてきています。組み込 まれたPDA機能もそこそこ、いやかなりいけてます。ややもっさりした動きはありますが、優れたインターフェースにご満悦です。

でも日本は変わった国ですね。分かりにくい、使いにくい商品を作っても、基礎教育がしっかりしているからでしょうか、みなソツなく使いこなしていきます。 馬鹿にもチョンにも(すいません、禁止用語なんですね)売らなければならない環境にある海外の企業、彼らのつくる製品には分かりやすさがあります。日本語 表示が汚い、今までの携帯とは扱いが違うなど敷居が高いかもしれませんが、慣れるとこんな便利な携帯はありません。今まで携帯とPDAの二台を持ち歩いて いた私も、これからは「これだけ!」で済みそうです。でも好きですね、わたし、本当に、田舎のご隠居なのに・・・

[今日のNOKIA] オッ、この携帯使える!

台北から戻った翌日、発売が遅れていたノキアのボーダフォン版携帯が販売されたと知りました。どんなものかとお店を のぞいてみます。「あのー702NKありますか?」 「ハイ!あります」で、決まってしまいました。ろくに中身を確認せずに購入です。キャリア固定という ことでかなりがんばった価格での登場です。約一万五千円、それに国内利用を想定していない料金プラン(月額540円)との変則的な組み合わせです・・・
CDから音を落とせない、ブルーツースのキーボードが使えない、多くの有用なアプリケーションソフトが組み込め ないのでは・・・などなど日本の携帯環境を考慮して制限されてしまっていたことは、世の人柱の方々によってことごとく解決されていきました。(やや複雑な 手続きを踏まなければならないとかはありますが)なにしろ携帯にまつわる事柄が最も閉鎖的な日本にあって、ようやく世界標準に近づいてきています。組み込 まれたPDA機能もそこそこ、いやかなりいけてます。ややもっさりした動きはありますが、優れたインターフェースにご満悦です。

でも日本は変わった国ですね。分かりにくい、使いにくい商品を作っても、基礎教育がしっかりしているからでしょうか、みなソツなく使いこなしていきます。 馬鹿にもチョンにも(すいません、禁止用語なんですね)売らなければならない環境にある海外の企業、彼らのつくる製品には分かりやすさがあります。日本語 表示が汚い、今までの携帯とは扱いが違うなど敷居が高いかもしれませんが、慣れるとこんな便利な携帯はありません。今まで携帯とPDAの二台を持ち歩いて いた私も、これからは「これだけ!」で済みそうです。でも好きですね、わたし、本当に、田舎のご隠居なのに・・・

Saturday, December 18, 2004

[農暦11月7日] 猫にPC

[農暦] 11月7日 [新暦] 12月18日 [月齢] 6.48 上弦の月 [天気] 晴

猫もPCに興味を持つ時代のようです。blogの更新やWebを覗いていると様子を見に来ます。内容を確認するのでなく、私の仕草を見つめています。指の動きが気になるのでしょうか。やはり勝間は長閑です。台北の二ヶ月間のめまぐるしさが嘘のようです。

Friday, December 17, 2004

[農暦11月6日] 葬儀を待つ控え室

[農暦] 11月6日 [新暦] 12月17日 [月齢] 5.47 夕月 [天気] 快晴

桐ヶ谷斎場の一室、一人の孫が思いにふけっていました。故人柄澤忠義氏は、日本のフェライト業界の草分け期を形成した一人だったそうです。実践的研究者として、人柄の良さとで多くの方々に好かれもしたそうです。享年八十八歳、ご冥福をお祈りいたします。

Thursday, December 16, 2004

[農暦11月5日] 身内に不幸がありました・・・

[農暦] 11月5日 [新暦] 12月16日 [月齢] 4.52 夕月 [天気] 快晴

帰国してすぐに連れ合いの父親が他界しました。時節柄というのも変ですが、斎場が混み合っていて結局今日が通夜となりました。

身近な人間のなくなる場面に立ち会うことが少なくなってきたように思います。大家族制が失われたからでしょうか。人の死を肌で感じ取る機会があれば、何の ためらいもなく人を殺傷することもできなくなるのではないかと感じております。勝間に戻ってみると空は満点の星、きれいな夜空でした。台北では一度も目に することのなかった光景です。

Wednesday, December 15, 2004

[農暦11月4日] ご無沙汰でした・・・

[農暦] 11月4日 [新暦] 12月15日 [月齢] 3.06 夕月 [天気] 小雨

二ヶ月ぶりの勝間です。もうじき冬至ですから、勝間の風景も色をなくしているかと思ったのですが、ご覧の通り「紅い勝間」でした。猫たちも何の違和感もなく受け入れ、早速甘えてきています。

先週末に台北から戻ってきました。仕事の最後の詰めが終わっていませんでしたが、ビザの期限が切れてしまうためです。二ヶ月という台北滞在は、私が最も日本から離れていた時間になります・・・

[台北通信]が長期間途絶えたため、メールや電話で確認をしていただいた方々にはここでお詫びいたします。[台 北通信]が途中から続かなくなったのにはいくつか理由があります。緊張した仕事の連続という、ごく一般的な話。そのほかに、まるで二年間にも相当すると思 われるいろいろな出来事が凝縮されてこの二ヶ月間に起きたこと。そんななどなどが中断させていたといえるかもしれません。私にとって文章で表現する以上の 重みがあったからでしょう。整理がつき次第、おいおい書き綴ってみるつもりです。ではでは・・・