Friday, December 31, 2004

[農暦11月20日] 寒く薄暗い大晦日になりました

[農暦] 11月20日 [新暦] 12月31日 [月齢] 19.2 更待月 [潮汐] 中潮 [天気] 雨

残念なことに今年を象徴するような寒く薄暗い一日となりました。来年はいいことがあるでしょうか。これも一人一人の希望でしょうか。ではいいお年を・・・

Thursday, December 30, 2004

[農暦11月19日] 昼下がりの午睡

[農暦] 11月19日 [新暦] 12月30日 [月齢] 18.3 寝待月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

夏と違って縁側の奥まで陽射しが入ってきます。縁側は通路であり、仕事場であり、冠婚葬祭の待ち場であり、外と内との調整の場であり、私が陽だまりの中で 本を読む場所であり、猫が長閑に昼寝する場でもあります。先日、友人と話をしているとき、隙間風が多くて・・・というと、縁側にビニールシートを張りなさ いと忠告いただきました。しかしその気はありません。冬は寒いのです。房総半島では耐えられる寒さです。このままにしておきます。

Tuesday, December 28, 2004

[農暦11月17日] 十二社池の下

[農暦] 11月17日 [新暦] 12月28日 [月齢] 16.3 立待月 [天気] 曇天

宴席の始まる前の一室。元青線の一角に建てられたしもた屋、ここでなぜか四人のメンバーが集うようになってから二年たつでしょう。年二回、これもなぜか年 二回です。四人は固定で、時々一人ほどゲストが登場します。これといった話があるわけでもありません。しかしこれもなぜか話の半分は映画のことになりま す。みな映画が好きです。戦後間もないころの東宝のミュージカル映画や一日四本立てだった映画館での話や、三本指に上げられる映画は何?とか、怪優のなか でもだれそれが一番凄いとか、最近のアメリカ映画には子連れのロードムービーが多いとか・・・話のつかない宴会が先日ももたれました。

Monday, December 27, 2004

[農暦11月16日] 今年最後の絵葉書が届きました

[農暦] 11月16日 [新暦] 12月27日 [月齢] 15.3 十六夜月 [天気] 晴

気がつかないうちに冬至がすぎて、気がつかないうちに今年最後の十五夜も見ることができませんでした。風邪が長引いています。体調が悪いとそんなことにも 注意が行き届かなくなるのでしょうか。25日、今年最後の絵葉書が届きました。今年六枚目です。本来なら、この六枚で来年のカレンダーを作ろうと思ってい たのですが・・・ 皆さんもお体にはくれぐれもご注意ください。特にご高齢の方々は・・・

Friday, December 24, 2004

[農暦11月13日] やっぱりこの携帯は大人のおもちゃだ!

[農暦] 11月13日 [新暦] 12月24日 [月齢] 11.58 十三夜月 [天気] 快晴

デジタル物が好きの方も多いかと思います。私もその一人です。特に携帯電話に興味を持っています。場所に縛られない、個人的だ、そもそもアメリカ映画で携 帯電話が出てくる光景にいたく引かれたものでした。十年前の真夏、モトローラーという会社の携帯電話を日本で使えるようになりました。手に入れたくて仕方 がなかったものの、一人で店に行く勇気がなく、畏友(こういうときになぜか登場します)秋山東一に電話をしました・・・

しかし、その後の日本の携帯電話環境は大きく変わっていきます。アナログからデジタルへ、通信方式の選択の取り違い、どんどん世界の携帯電話をとりまく状況から切り離されていきます。電話機自体もただただ高機能複雑化へと動いてしまいました。

今年になって、ようやく日本でも海外でもどこでも通話、なんてことができるようになったのです。そこで登場したのがNOKIAがつくってVodafone にのせた702NKという携帯電話。NOKIAのユーザーにやさしい使い勝手に、PDAの機能が組み合わさったもの。SymbianというOSが乗せられ ていまして、いろいろなソフトが世界中で作られています。遊べます、十分に。何がしたいですか?できます、ご心配なく。ここ一週間私は遊びまくっておりま した。おかげで風邪が長引いています。

Thursday, December 23, 2004

[農暦11月12日] 年始のご挨拶はご遠慮させていただきます

[農暦] 11月12日 [新暦] 12月23日 [月齢] 11.44 宵月 [天気] 快晴

12月に入ると、いろいろな方から喪中につき・・・という葉書をいただきます。そんな年齢になったのかと思い巡らしていたりしますが、今度は私がその葉書 を出す番になりました。先日もこのblogに書いたように、連れ合いの父君がなくなられました。本来なら早々と喪中葉書を用意しなければならないのでしょ うが、台北疲れと、かぜが長引いたのと、そもそもの不精からようやく今日原稿が上がりました。

Wednesday, December 22, 2004

[農暦11月11日] 陽だまりの枯れ枝

[農暦] 11月11日 [新暦] 12月22日 [月齢] 10.5 宵月 [天気] 快晴

勝間は快晴です。裏山の杉木立と竹の林を除いて、木々の枝という枝はみな葉を落としました。澄み切った青空が梢の間から丸見えです。長閑です、私が不注意で風邪をひいてしまった以外は。
帰国直前の台湾、気候は不順でした。一日の間で晴れと曇りと通り雨とが繰り返されました。とはいえ、一日の温度差は五六度です。勝間に戻るとそういうわけ にはいきませんでした。昼間、陽が射すと気温は台北と変わりありませんが、日が落ちると急速に寒さが襲ってきます。温度差は十度を超えます。またたくまに 風邪を引いてしまいました。今日で一週間たちます。年ですので注意をしなければ。

Tuesday, December 21, 2004

[農暦11月10日] 暗いモニター

[農暦] 11月10日 [新暦] 12月21日 [月齢] 9.37 宵月 [天気] 晴れ

アトリエの片隅にあるテレビモニターです。ここしばらく画面が明るくなることはありません。テレビ番組を見ていないからです。報道番組も含めて目にしてい ません。二ヶ月間、台湾でテレビに目をやることはほとんどありませんでした。事務所に出るに出られず台風情報に目をやったことぐらいでしょうか。

世間の情報を知る必要はあるのでしょうか。NYでテロがあったことを知らなかったら今どうなっていたでしょうか。北朝鮮はそんな状況なのでしょうか。私の場合、情報が統制された環境にはありません。知ろうと思えば可能なのですから・・・
面白いですね、他の人が知っていて私が知らないことがたくさんある、しかし他の人が知らない私の私にとって大切 な情報を私は持っています。その情報を吟味して煮詰めてエッセンスとして持ってみたい、だから今の私にはメディアが流す情報に興味がなくなっているのかも しれません。いや、またすぐにあそこであんなことが、あのことは実は何々で・・・などと口にするようになるでしょうが、とりあえず私の脇にあるモニターは ここしばらく暗いままかもしれません。

Monday, December 20, 2004

[今日のNOKIA] オッ、この携帯使える!

台北から戻った翌日、発売が遅れていたノキアのボーダフォン版携帯が販売されたと知りました。どんなものかとお店を のぞいてみます。「あのー702NKありますか?」 「ハイ!あります」で、決まってしまいました。ろくに中身を確認せずに購入です。キャリア固定という ことでかなりがんばった価格での登場です。約一万五千円、それに国内利用を想定していない料金プラン(月額540円)との変則的な組み合わせです・・・

CDから音を落とせない、ブルーツースのキーボードが使えない、多くの有用なアプリケーションソフトが組み込め ないのでは・・・などなど日本の携帯環境を考慮して制限されてしまっていたことは、世の人柱の方々によってことごとく解決されていきました。(やや複雑な 手続きを踏まなければならないとかはありますが)なにしろ携帯にまつわる事柄が最も閉鎖的な日本にあって、ようやく世界標準に近づいてきています。組み込 まれたPDA機能もそこそこ、いやかなりいけてます。ややもっさりした動きはありますが、優れたインターフェースにご満悦です。

でも日本は変わった国ですね。分かりにくい、使いにくい商品を作っても、基礎教育がしっかりしているからでしょうか、みなソツなく使いこなしていきます。 馬鹿にもチョンにも(すいません、禁止用語なんですね)売らなければならない環境にある海外の企業、彼らのつくる製品には分かりやすさがあります。日本語 表示が汚い、今までの携帯とは扱いが違うなど敷居が高いかもしれませんが、慣れるとこんな便利な携帯はありません。今まで携帯とPDAの二台を持ち歩いて いた私も、これからは「これだけ!」で済みそうです。でも好きですね、わたし、本当に、田舎のご隠居なのに・・・

[今日のNOKIA] オッ、この携帯使える!

台北から戻った翌日、発売が遅れていたノキアのボーダフォン版携帯が販売されたと知りました。どんなものかとお店を のぞいてみます。「あのー702NKありますか?」 「ハイ!あります」で、決まってしまいました。ろくに中身を確認せずに購入です。キャリア固定という ことでかなりがんばった価格での登場です。約一万五千円、それに国内利用を想定していない料金プラン(月額540円)との変則的な組み合わせです・・・
CDから音を落とせない、ブルーツースのキーボードが使えない、多くの有用なアプリケーションソフトが組み込め ないのでは・・・などなど日本の携帯環境を考慮して制限されてしまっていたことは、世の人柱の方々によってことごとく解決されていきました。(やや複雑な 手続きを踏まなければならないとかはありますが)なにしろ携帯にまつわる事柄が最も閉鎖的な日本にあって、ようやく世界標準に近づいてきています。組み込 まれたPDA機能もそこそこ、いやかなりいけてます。ややもっさりした動きはありますが、優れたインターフェースにご満悦です。

でも日本は変わった国ですね。分かりにくい、使いにくい商品を作っても、基礎教育がしっかりしているからでしょうか、みなソツなく使いこなしていきます。 馬鹿にもチョンにも(すいません、禁止用語なんですね)売らなければならない環境にある海外の企業、彼らのつくる製品には分かりやすさがあります。日本語 表示が汚い、今までの携帯とは扱いが違うなど敷居が高いかもしれませんが、慣れるとこんな便利な携帯はありません。今まで携帯とPDAの二台を持ち歩いて いた私も、これからは「これだけ!」で済みそうです。でも好きですね、わたし、本当に、田舎のご隠居なのに・・・

Saturday, December 18, 2004

[農暦11月7日] 猫にPC

[農暦] 11月7日 [新暦] 12月18日 [月齢] 6.48 上弦の月 [天気] 晴

猫もPCに興味を持つ時代のようです。blogの更新やWebを覗いていると様子を見に来ます。内容を確認するのでなく、私の仕草を見つめています。指の動きが気になるのでしょうか。やはり勝間は長閑です。台北の二ヶ月間のめまぐるしさが嘘のようです。

Friday, December 17, 2004

[農暦11月6日] 葬儀を待つ控え室

[農暦] 11月6日 [新暦] 12月17日 [月齢] 5.47 夕月 [天気] 快晴

桐ヶ谷斎場の一室、一人の孫が思いにふけっていました。故人柄澤忠義氏は、日本のフェライト業界の草分け期を形成した一人だったそうです。実践的研究者として、人柄の良さとで多くの方々に好かれもしたそうです。享年八十八歳、ご冥福をお祈りいたします。

Thursday, December 16, 2004

[農暦11月5日] 身内に不幸がありました・・・

[農暦] 11月5日 [新暦] 12月16日 [月齢] 4.52 夕月 [天気] 快晴

帰国してすぐに連れ合いの父親が他界しました。時節柄というのも変ですが、斎場が混み合っていて結局今日が通夜となりました。

身近な人間のなくなる場面に立ち会うことが少なくなってきたように思います。大家族制が失われたからでしょうか。人の死を肌で感じ取る機会があれば、何の ためらいもなく人を殺傷することもできなくなるのではないかと感じております。勝間に戻ってみると空は満点の星、きれいな夜空でした。台北では一度も目に することのなかった光景です。

Wednesday, December 15, 2004

[農暦11月4日] ご無沙汰でした・・・

[農暦] 11月4日 [新暦] 12月15日 [月齢] 3.06 夕月 [天気] 小雨

二ヶ月ぶりの勝間です。もうじき冬至ですから、勝間の風景も色をなくしているかと思ったのですが、ご覧の通り「紅い勝間」でした。猫たちも何の違和感もなく受け入れ、早速甘えてきています。

先週末に台北から戻ってきました。仕事の最後の詰めが終わっていませんでしたが、ビザの期限が切れてしまうためです。二ヶ月という台北滞在は、私が最も日本から離れていた時間になります・・・

[台北通信]が長期間途絶えたため、メールや電話で確認をしていただいた方々にはここでお詫びいたします。[台 北通信]が途中から続かなくなったのにはいくつか理由があります。緊張した仕事の連続という、ごく一般的な話。そのほかに、まるで二年間にも相当すると思 われるいろいろな出来事が凝縮されてこの二ヶ月間に起きたこと。そんななどなどが中断させていたといえるかもしれません。私にとって文章で表現する以上の 重みがあったからでしょう。整理がつき次第、おいおい書き綴ってみるつもりです。ではでは・・・

Tuesday, November 2, 2004

[農暦9月20日] スマートフォンを購入してみると・・・

[農暦] 9月20日 [新暦] 11月2日 [天気] 曇り

台北に来てまでスマートフォンを買うこともないのですが、やはり物欲がふつふつと湧いてきてしまいました。市内には台北の秋葉原という一角があると聞いて いました。そこに出かけたいのですが、時間が取れません。面倒くさいのでウェッブショッピングをしてみます。香港から購入するのが一番簡単で安い、と思っ て手を出したのが面倒の始まりでした。明日届きますよ、と連絡を受けてからもう五日もたっています。税関がああだこうだといってきているのです。手続きの 代理をホテルにお願いして署名します。明日には届くらしいのですがどうなることやら・・・

Monday, November 1, 2004

[農暦9月19日] バルコニーの違法建築?

[農暦] 9月19日 [新暦] 11月1日 [天気] 快晴

このアパートが建てられたときのバルコニーは、きっと写真左側二階が元の姿だったと思われます。いつの間にかパッチワークの立面に姿を変えていました。泥 棒の侵入を防止するための格子を全面に取り付ける、すべてを屋内にしてしまう、強い日差しを避けるために真っ黒いフィルムを張ってしまう、などなど計画時 点では予測できない住み手の工夫は、以外に町の景色を面白くしています。

この建物では、右ウィングの四階がサッシュレスのガラスと観葉植物とで飾られていたり、左ウィングの五階が植物でいっぱいだったりと、楽しい仕上がりに なっています。おそらく違法なのでしょうが、私の空間をどう変えようがかまわないでしょ、というこちらの人独特の考え方がうかがえます。

Sunday, October 31, 2004

[農暦9月18日] ホテルのおさかなくん

[農暦] 9月18日 [新暦] 10月31日 [天気] 曇り

ホテルのボーイ君です。日本のテレビに登場するやけに魚に詳しい若者がいますが、このボーイ君ちょっと彼に似ていると思いませんか?驚くことに声がまた そっくり、口を横に開き高音を発して話をします。長逗留になるといろいろな話を聞くことができるようになるのですが、彼の出身地は大陸・広州なのだそうで す。小さいときミャンマーに移り住み、中国語はそこの中華学校で学び、日本に来て日本語学校に通い、働き、そして台湾に移り住んだのだそうです。日本は、 東京は大好きだと話していました。

Friday, October 29, 2004

[農暦9月16日] それでも素食は重かった

[農暦] 9月16日 [新暦] 10月29日 [天気] 晴

昼食に素食を続けていたのですが、それでもお腹にもたれるような気がしてきました。植物油を使って調理していると聞いてたのですが、勝間での玄米と鰯と豆腐の味噌汁に納豆の食事と比べると、やはりこちらの料理は重いようです。

今日はこぎれいなパン屋を見つけたので、サンドイッチにヨーグルトというごく日本的でサラリーマンのような選択になりました。表通りの広く車が行き来する場所から、街区に入った巷の小さな公園のベンチでのどかに過ごします。ちょっと残念な思いもしたのですが・・・

Thursday, October 28, 2004

[農暦9月15日] 地位の低い喫煙者

[農暦] 9月15日 [新暦] 10月28日 [天気] 晴

ほとんど三年ぶりといっていい台北ですが、大きな様変わりのひとつに喫煙者が驚くほど少なくなったことです。歩きタバコもほとんど見ることはありません。 仕事場は完全に禁煙ですし、公共機関や公共交通、そしてタクシーまでも禁煙です。完膚なきまでといっていいでしょう。さらに巷の薄汚れた食堂で、「タバコ は吸えますか?」と聞いたところ、「客に聞きな!」といわれてしまいました・・・ 

私は禁煙ができていません。やめると体調が崩れそうです。こちらの事務所はもちろん禁煙、タバコの吸いようがありません。そこで建物の外に出た脇にある空 調室外機(背の丈ほどの位置にあります)横に水を入れた紙コップを置いて一日に何度か利用しています。誰も文句は言いませんが、困ったものです。

Tuesday, October 26, 2004

[農暦9月13日] 台北のSUICA

[農暦] 9月13日 [新暦] 10月26日 [天気] 曇り

台風は北に去りましたが、やはり各地に大きな被害を与えたようです。特に雨によるものが多く、テレビ記者が取材中に溢れた水で一命を落としています。病院 の緊急処理を施している囲いにまでカメラが入っていました。近親者の号泣をカメラが拾っているところをながすなどちょっと日本と違うな、と感じました。

話は変わってこちらの都市内交通。現在、市内にはバスと地下鉄と高架の路面を走る電車・MRTが用意されています。地下鉄もMRTも最近整ったばかりです ので、施設は悪くありません。市内バスにも専用通路がしっかり確保されてきましたので、渋滞に巻き込まれることも少なくなってきたようです。それにどれを 選択しても安い。これら交通機関に共通のカードを購入しました。EasyCardと記されています。日本でいうSUICAにあたります。500元、日本円 で1600円ほどです。

Monday, October 25, 2004

[農暦9月12日] 台風下のホテルのロビー

[農暦] 9月12日 [新暦] 10月25日 [天気] 暴雨・暴風

台湾の人たちが期待していた台風の足取りは、残念ながら日本に向かう道を失ってしまいました。そのまま直撃しそうです。

朝、とりあえず徒歩三分ほどにある事務所にずぶ濡れになりながらも向かいます。明かりもなく人気もなく、むなしくホテルに戻りました。時をたがわず事務所の女性から電話が入ります。今日はお休みです、と。おいおい、もっと早く知らせてくれよ・・・

[午後2時追記] 台北が1時前に台風の目に入ったようです。風がありません。
着替えをしてロビーでコーヒーを口にします。あたりには、いつになく大勢の人たちがうろうろしています。暴風と 大雨で出るに出られず、みな外の風景を眺めるのみです。街路樹がみな同じ方向に踊っています。雨は暴風の向かう方向を目で見えるように動き回っています。 吹き飛ばされた枝が大通りを走り回っています。高架のMRTも姿を見ることができません。

英字新聞に目をやる白人、PCで遊ぶヒューレット・パッカードの三人組、台湾人と結婚して今日の午後里帰りを考えている日本人女性、彼女は本を前に口に出 して中国語を勉強しています。西洋人と台湾女性夫妻は手持ち無沙汰そうです。わたしは[台湾通信]を書いています。小さいホテルですからロビーはこの組み 合わせでいっぱいです。誰も文句を口にする人間はいません。なす術はないのですから。

Sunday, October 24, 2004

[農暦9月11日] 田舎の農家の小さな生態系

[農暦] 9月11日 [新暦] 10月24日 [天気] 強風

週末、こちらの大先輩がもっている東海岸・花蓮の別荘に行ってきました。空気がきれいで、山が目の前に迫まり、あたりは田園風景です。すぐ近くに農家があ り、その庭先の小さな生態系を目にしました。人工の池で鯉を飼い、その周りに藤棚を作り、ヘチマで被って強い日差しから鯉を守り、アヒルがヘチマの葉っぱ をつばみ糞を池に落とします。それを鯉が食べるというしごく簡単な循環系をつくっていました。小さな生態系というものを、勝間でもやってみるつもりでいま す。

Friday, October 22, 2004

[農暦9月9日] 台北の路地裏猫

[農暦] 9月9日 [新暦] 10月22日 [天気] 晴

勝間アトリエの猫たちと別れて五日が過ぎています。溺愛していたこともあって、台風がきたからと心配し、ちゃんと面倒を見てくれているかを心配し、まあ困ったことです。そんな折に首輪のない猫を見つけました。小柄ながら落ち着いて路地裏を行き来しています。
台湾では一昔前までペットを飼う習慣はあまりなかったようです。経済的に余裕ができたのか、昼に着飾った犬の散歩に出ているご婦人などを目にするようになりました。猫の姿は珍しく、飼っていても家猫でしょうから、この猫は特別かもしれません。

Thursday, October 21, 2004

[農暦9月8日] 素食で昼食

[農暦] 9月8日 [新暦] 10月21日 [天気] 晴れ

台北ではかなり健康志向が強いようです。こちらの建築師と昼食に出かけましたが、たどり着いたのは素食のお店。素食は精進料理のことです。五十席はありそ うな店内は満席、やはり女性客が多い。入り口に用意されたバイキング形式の惣菜をペーパーディッシュにのせて清算にむかいます。・・・

そこでお皿を秤に載せます。重量で値段が決まります。ご飯がほしい旨伝えると十元加算されます。五穀米を選びました。ほかにお粥と白いご飯も用意されてい ます。スープは無料。ただし、料理を残すとペナルティーをとられ、五十元払わなければなりません。無駄は許されません。昼食一式で今日は六十元でした。日 本円で約二百円。この素食屋さんには魚もありません。ほぼ完全な精進料理です。きっと明日も出向くと思います。 

Wednesday, October 20, 2004

[農暦9月7日] 勝手気ままなデスク

[農暦] 9月7日 [新暦] 10月20日 [天気] 小雨

私に用意された台北のデスクです。ゆったりとしたブースに広大な作業スペース。もちろんLANケーブルもきていますのでインターネットに高速で接続できま す。ここで勝手気ままにアイデアスケッチを続けています。とはいえ、日本と同様法規に縛られる作業に行きつ戻りつですが・・・

勝間通信の更新はホテルの一室で行っています。さすがPC先進国、ほとんどのホテルにLANは引き込まれています。ホテルの近くにHP(ヒューレットパッ カード)の台湾本社があり、そこのスタッフも寝泊りしています。昨日はロビーに中年の米国人三人が、彼らの製品のタブレットPCを片手に(恰幅のいい彼ら にはまさに片手に、という感がありました)タブレットPCでなにやらアイデアを練っていました。傍で見ていると、ちょっと滑稽な光景でした。

Tuesday, October 19, 2004

[農暦9月6日] 勝間通信は台北通信に

[農暦] 9月6日 [新暦] 10月19日 [天気] 小雨

先週の日曜日から台北に来ています。突然仕事で呼び出されました。勝間の冬の手入れもままならない状態で出かけてしまいました。しばらくは台北通信をお届 けします。千葉と台北では、緯度も経度も異なりますので、月齢も潮汐も変わってしまいます。網路(中国語でインターネットの意味)から探せばいいのです が、まだてつかづです。表示はお休みにします。

Thursday, October 14, 2004

[農暦9月1日] 部落三点セット

[農暦] 9月1日 [新暦] 10月14日 [月齢] 27.7 (暁月・中潮) 曇時々晴

昼過ぎの一瞬の晴れ間に外に出かけました。三つ先の部落前の県道沿いには、部落三点セットがあります。写真左から有線放送スピーカーを抱いた時計塔、バス 停の待合小屋、ほんのちょっと見えている消化栓ボックス。この神崎という部落のように、三つが一箇所にそろっているケースは多くありません。勝間には時計 塔はありません。(そうです、勝間にも有線放送があります。先日の台風到来の際にも何か言っていましたが、アトリエまでは遠すぎでよく聞こえませんでし た) 

Tuesday, October 12, 2004

[農暦8月29日] 水墨画のようですが・・・

[農暦] 8月29日 [新暦] 10月12日 [月齢] 27.7 (暁月・中潮) 雨

おかしいですね、台風一過もなく秋雨前線がまだ日本列島近くをうろうろしているようです。すっきり気分も晴れません。アトリエから眺める風景は水墨画のようですが憂鬱です。友人が家族同然にしていた 十九歳の猫が亡くなられた という話も気分を重くしています。アトリエにも三匹寝起きしています。そのうちの一匹でもと考えると悲しくなります。テレビでは熊がいたるところで射殺される風景が映し出されています。またまた気が重くなりました。

Monday, October 11, 2004

[農暦8月28日] 絵手紙で来年の暦を

[農暦] 8月28日 [新暦] 10月11日 [月齢] 26.7 (有明月・中潮) 曇り時々小雨

先週、恒例の絵手紙をいただきました。季節を描いて今年五枚目です。年内にもう一枚いただいたら、パソコンで来年のカレンダーをつくりたいと思っています。(もう一枚をせがんでいるわけではありません)

Saturday, October 9, 2004

[農暦8月26日] まもなく台風の目が

[農暦] 8月26日 [新暦] 10月9日 [月齢] 24.8 (二十六・長潮) 曇・強風

房総半島が暴風域に入った午後五時過ぎ、アトリエでは突然雨がやみ突風が吹き荒れ始めました。雲が激しく北に向かって流れています。西の空には明るい雲も望めました。まもなく台風の目が付近を通過していきそうです。

Friday, October 8, 2004

[農暦8月25日] 芋虫毛虫・・・

[農暦] 8月25日 [新暦] 10月8日 [月齢] 23.7 (有明月・小潮) 雨

台風が近づいてきているということで、前線の動きが刺激されているようです。朝から雨、新聞をとりに庭に出ます。庭の酔芙蓉にまた毛虫です。毛虫の長い毛に雨の滴がとり付いていました。(この辺りでは新聞配達は日に一度です)

Thursday, October 7, 2004

 [農暦] 8月24日 [新暦] 10月7日 [月齢] 22.5 (有明月・小潮) 快晴

快晴の早朝、今日は不思議と静かです。下の部落から鶏の鳴き声が聞こえてきます。いつもなら県道を揺るがせながら走るダンプカーの地響きもほとんどとどきません。縁側に出て食事をとります。

今朝のメニューは、塩焼きの鰯、自生の茗荷を刻んで鰹節と豆腐にふりかけ、鶉の卵とやはり茗荷を刻んで納豆に、味噌汁は豆腐と大根、玄米に炒りゴマを振りかけたもの。毎日が同じようなものですが飽きはきません。

猫が鰯をせがみに来ます。断るとねだるように泣きついてきました。長閑すぎる朝でした。

Wednesday, October 6, 2004

[農暦8月23日] 雨上がりの勝間

[農暦] 8月23日 [新暦] 10月6日 [月齢] 21.5 (下弦の月・小潮) 晴

やはりこの時期はどこまでも青い空がいいですね。久しぶりに日が射し、くっきりとした風景をアトリエから眺めることができました。近いうちに今年最後の草刈を始める予定です。そのあとは(できるだけ)毎日落ち葉をかき集め、堆肥作りに入ります。

[農暦8月23日] ホーミーコンサート

[農暦] 8月23日 [新暦] 10月6日 [月齢] 21.8 (下弦の月・小潮) 晴

モンゴルで歌い継がれてきた伝統的な歌唱方法、二つの声を同時に出して歌うといわれるホーミー。そのコンサートが東京の国立で開かれるそうです。聴かれた 方の話では、まるで原始の草原で癒しの風に吹かれているような懐かしい感覚になるそうです。興味のある方は行かれてはいかがでしょうか。

この企画、以前私が体調を崩したときにお世話になった気功の先生がしています。凝り固まった私の因果を解きほぐしていただいた方です。はじめて<瞑想の感 覚ってこういうことなのか~>と教えてくれました。そんな不可解な能力をお持ちの方の企画ですから、ホーミーもまた異次元な感覚かもしれません。

・ホーミー歌手: 梅木 秀徳
・日時: 10月17日 午後2時開演 (会場開演30分前)
・場所: 交流空間・遊びの舎 国立市東1-16-25 (駅前大学通りモスバーガー角から50M)
・チケット: 2000円
・要予約: 連絡先 042-575-1898 花岡

Tuesday, October 5, 2004

[農暦8月22日] 時々苺を楽しむ

[農暦] 8月22日 [新暦] 10月5日 [月齢] 20.4 (宵月・中潮) 雨

アトリエの庭先で勝手に実をつける苺があります。小ぶりで、酸っぱくて、ただし新鮮です。一週間に一度は五六個口にできますので、結構楽しむことができます。でもいつまで実をつけ続けるのでしょう。もう秋も深くなり、朝晩はかなり涼しいのですが。

Monday, October 4, 2004

[農暦8月21日] 雨の夜のG・グールド

[農暦] 8月21日 [新暦] 10月4日 [月齢] 19.2 (宵月・中潮) 雨

昨日は一日雨でした。することもなくテレビでスポーツ観戦していると夜になっていました。山積みされたCDの山からグレン・グールドのバッハを引っ張り出 して聴いてみます。若いころと晩年に収録した「ゴールドベルグ変奏曲」の二枚。やはり晩年に録音したもののほうが今の私にはテンポがあっています。二つの 録音の間に27年という時間があるのですが、自分に当てはめてみると・・・秋の夜長です、じっくり考えてみることにします。

Saturday, October 2, 2004

[農暦8月19日] 勝間にアキアカネ

[農暦] 8月19日 [新暦] 10月2日 [月齢] 17.6 (寝待月・中潮) 晴

快晴の勝間に赤とんぼが。庭先で布団を干していると、アキアカネが羽を休めにきました。

[農暦8月19日] 澄んだ空気に酔芙蓉

[農暦] 8月19日 [新暦] 10月2日 [月齢] 17.6 (寝待月・中潮) 快晴

湿度が低くなってきたこのごろ、空気が澄んできました。写真でも影が濃くなっているのがわかります。酔芙蓉も見事な姿態をみせています。

Friday, October 1, 2004

[農暦8月18日] 烏龍茶をたしなむ

[農暦] 8月18日 [新暦] 10月1日 [月齢] 16.1 (居待月) (大潮) 曇り

昨夜のお客は烏龍茶でおもてなしさせていただきました。いくつかある茶葉から、比較的あっさりしたものを選んで味わいます。作法はあまり気にしていませ ん。薄灯りの部屋でただただ時間をかけていただく、その間合いがとてもいい。そのため、どうしても話は横道にそれてしまいます。それでもお茶を美味しくい ただくには場と人がよければ、それが全てです。

[農暦8月18日] 秋日和

[農暦] 8月18日 [新暦] 10月1日 [月齢] 16.6 (居待月) (大潮) 快晴

台風一過とはいかず、一日遅れで勝間は快晴でした。風の影響がなかったか、アトリエ周辺を見て回ります。雑木林から大きな枯れ枝が畑に倒れこんでいます。 枯れた木も路を邪魔していました。枯葉の山では、ごそごそ音がするので近づくと、二尺もありそうなヤマカガシがいました。日差しが暖かく、気持ちがいいの でしょうか。庭からは、棚田いっぱいに赤とんぼが飛び回っているのが見えました。 [ばっちゃんの畑からアトリエを見る]

Thursday, September 30, 2004

[農暦8月17日] 時には物欲・・・

[農暦] 8月17日 [新暦] 9月30日 [月齢] 15.5 (立待月) (大潮) 曇り

FedEx Boxが届きました。なかにはブルーツース・キーボードが入っていました。「・・・薄く、小さく、持ち運びに便利で、スマートフォンでも使えます・・・」 の言葉に乗って久しぶりの物欲を満たしたのですが、手元にスマートフォンは届いていません。・・・ [続きを読むで利用中の写真を見ることができます]

 愛用のTreo90にBluetoothはついていませんが・・・

Wednesday, September 29, 2004

[農暦8月16日] 今朝の一汁一菜

[農暦] 8月16日 [新暦] 9月29日 [月齢] 14.4 (十六月) (大潮) 曇

今朝もあい変わらず真鰯と茗荷に鰹節をまぶした豆腐と味噌汁。ご飯はいりゴマをかけた玄米です。鰯の身の五分の一は猫が持っていきます。最近の猫は骨が食 べられませんので、私がガリガリと食べることにしています。玄米は歯ごたえがいいので好きです。口の中で一粒一粒がわかります。この玄米、我が家自家製の 梅干を入れて炊き込んでいます。

[農暦8月16日] 雨になって・・・

[農暦] 8月16日 [新暦] 9月29日 [月齢] 14.7 (十六月) (大潮) 雨

結局雨に。外で遊べない猫たちが縁側で模様眺めしています。

昨日の新聞に「県内産野菜の地元消費拡大」という記事がでました。「・・・千葉の消費者が新鮮な県内産の野菜・果物を地元のスーパーなどで買えるよう流通 経路を開拓する・・・」という趣旨、今まで当然なことができていなかったわけですから歓迎です。私、個別・分散が好きで、一元化が嫌いです。千葉の土と千 葉の水でできたものを口にする、それが好きです。他の地域、他の国、それぞれの空気と水のもとでできたものはその地域で口にする、そんな生活が理想だと 思っています。

Tuesday, September 28, 2004

[農暦8月15日] 読み終えることのない本

[農暦] 8月15日 [新暦] 9月28日 [月齢] 13.4 (十五月) (大潮) 曇

今晩は八月十五夜、中秋の満月です。どうもこの気候では勝間では眺められそうにありません。それにしても急に夜がやってくるという季節になりましたね。

昨日は一日シトシトと雨が降り続きました。夕方から「雨読」に入ります。昭和41年9月第4刷発行という本「現象としての人間」、ティヤールド・シャルダ ンという科学者でありカソリック司祭でもあった人の本。この本、いまだ読み終えたことがないのです。第二章の「事物の内部機構」というところから先に進み ません。考え込んでしまうのです。今回も時間切れで本を閉じてしまいました。

Monday, September 27, 2004

[農暦8月14日] 〆て二万五千円也

[農暦] 8月14日 [新暦] 9月27日 [月齢] 12.6 (待宵月) (中潮) 小雨

アトリエの猫の一匹が四六時中くしゃみを繰り返し、寝ているときも息が荒いので医者に連れて行きました。のどに魚の骨を引っ掛けたのかと、レントゲンをとり血液を検査し麻酔を打って内視鏡で見てみますがわかりません。仕方なく一日お泊りすることに・・・

翌日、原因がわかりましたというので引き取りにでかけます。そこで見せられたのはサンプルパックに収まった雑草でした。アトリエの猫たちはあるときは家猫 に、あるときは外猫として暮らしています。彼ら、お腹の掃除に庭の雑草を口にして戻しながら掃除をしています。なんとその草を戻すとき、先端が鼻腔に入っ てしまったというわけです。

その長さ12センチ、外から入ったわけではないので見つけることが困難だったとのこと。レントゲンでもわかりません。口の中を覗いてもわかりません。アトリエに連れ戻すと、元気を取り戻し、早速自分の領域を守ることに専念し始めました。

この騒動にかかった費用、〆て二万五千円也。 

Friday, September 24, 2004

[農暦8月11日] 共同墓地の彼岸花

[農暦] 8月11日 [新暦] 9月24日 [月齢] 9.73 (宵月) (長潮) 曇

勝間部落の共同墓地は、隣村との境、尾根沿いの林を切り開いてつくられています。昨日はお彼岸の中日、お墓はどう飾られているのだろうかと思い、銀行から の帰りに寄ってみました。お墓の水差しの花がまだ残っています。ひときわ目に付いたのは彼岸花、曼珠沙華の赤い色でした。

Thursday, September 23, 2004

[農暦8月10日] 顔・かお・カオ

[農暦] 8月10日 [新暦] 9月23日 [月齢] 8.9 (宵月) (小潮) 曇

昨日、目黒の小さな画廊で友人が開いた個展を見にでかけました。空調が効きすぎた電車に乗り、たどり着いた画廊には爽やかな顔の絵が並んでいました。モノクロームの顔だけの展覧会。友人に「器用すぎるよ」と印象を語ると、友人はいささか不機嫌そうでした。

Tuesday, September 21, 2004

[農暦8月8日] しっとりした土がコンビニへ

[農暦] 8月8日 [新暦] 9月21日 [月齢] 6.84 (宵月) (小潮) 晴

アトリエから駅に向かう途中、田園地帯と住宅地が切り替わろうとする交差点の一角に、コンビニが建てられようとしていました。いつも目にしていた農地、ここの土はいつも黒々としてとても美味しそうな野菜が作られていたところです。

Saturday, September 18, 2004

[農暦8月5日] Adieu Ancien Regime!

[農暦] 8月5日 [新暦] 9月18日 [月齢] 3.06 (夕月) (中潮) 曇

プロ野球の今後を考える問題は勝間でも知ることができます。悲しいですね、あのような経営者の方々が日本の経済界を歩いてきたのかと思うと。自分が係わっ てきた業界でも同じようなことを体験しています。体制の硬直、ハード優先の発想、などなど。「さよなら旧体制!」のために何ができるか、微力でも動けたら と思います。古田の涙、美しかった。ガンバレ古田!

Friday, September 17, 2004

[農暦8月4日] 一寸場違いか芙蓉の花

[農暦] 8月4日 [新暦] 9月17日 [月齢] 2.84 (夕月) (中潮) 晴

散々毛虫に食い荒らされた酔芙蓉、ようやく美しい花を咲かせました。これから次々と蕾を開いていくはずです。一寸場違いな雰囲気ですが・・・