Saturday, December 8, 2001

[勝間通信」 冬至が過ぎると、はや春の出来事

ついつい顔を出したが最後のモグラ
面白いもので、というか当たり前なことで、冬至が過ぎると春です。太陽が山の端に沈むのが日増しに遅くなっているのがわかります。丘に四方を囲まれた勝間では、冬至の頃には朝日は9時近くにならないと庭先に日差しが当たりません。日没も4時ちょっとすぎ。それが冬至過ぎとともに勢いが変わります。不思議なもので、というか当たり前のことで。春はもう庭先まで。

 庭や畑の枯れ草の間から土が盛り上がっているのも、庭先の春。ちょっと指先で盛り上がっている土をはねると、そこには緑が。去年の秋に受け継がれた息吹がそこにあります。

 このところの暖かさが、猫のお相手まで浮かれて出てきてしまいました。畑に出てはネココたちはおもちゃ代わりを見つけてきます。かわいそうなモグラが、このところ太陽に晒されることになります。まるまると太って、びっしりと身体を覆った柔らかな毛並み、ピンクの鼻先と両手両足。けっこう可愛らしい。

 我々人間様も畑の恵を分けていただくための準備に係らなければならない時期です。部落では、まもなく春祈祷の御幣が辻々に飾られることでしょう。その時勝間が雪で覆われていたとしても、確実に勝間は春なのです。

[勝間通信」 冬の勝間、冬枯れの風景

紅葉した裏庭の雑木林
11月中旬過ぎの千葉は快晴続きでした。午前中はアトリエに入らず、縁側で太陽の恵みをできるだけ受けることにします。紅葉に続く落葉の風景を眺めているだけなのですが、全身が充実する思いです。四季のある日本にひとまず感謝することにします。

 ホントかどうかわかりませんが、あるテレビ番組によると、人間の体内時計は一日が25時間だそうです。それを調節しているのが午前中の太陽、それを狂わせているのが蛍光灯とか。

 例年ですと、落ち葉を集めて堆肥づくりの準備に取りかからなければなりませんが、平均気温が例年を上回っている勝間では、年末まで待たなければならないようです。暮れに仕事が集中してしまいそう。勝間の堆肥は、裏山の落ち葉とコンポストトイレから出るバクテリア入りおが屑で乾燥された人糞、それに近くの養鶏場から安く分けてもらった鶏糞でつくられます。半年ほど時間をかけてできあがりますが、なかなか思った通りの堆肥になりません。発酵の案配が難しい。

田んぼも梅の木も・・・竹だけが緑(左)  枯れ木に「実」の賑わい(右)