Saturday, April 30, 2005

[農暦3月22日] 今日の農具

[農暦] 3月22日 [新暦] 4月30日 [月齢] 21.5 宵月 [潮汐] 小潮 [天気] 晴れ

庭の芝を刈り込みました。芝といってもタンポポあり、ヒメシオンあり、雑草ありのいい加減な芝の庭です。いい加減ですので普通の芝刈り機ではうまく刈れません。土がでこぼこなのです。草刈機を使いました。
夕方、山積みにした刈り取った草を庭の一角に片付けました。隣のばっちゃんが竹の子を手にやってきて「きれいになったね!」。今まで手を抜いていただけですが、褒められれば気分はいいものです。

Friday, April 29, 2005

[農暦3月21日] タイガー&ドラゴン

[農暦] 3月21日 [新暦] 4月29日 [月齢] 20.8 宵月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

金曜日のTVドラマ「タイガー&ドラゴン」を私は好んでみています。何しろテーマが落語、場所は東京を代表する浅草と神宮前。おそらくこの番組は 全国区で流されているでしょうから、関西でどう評価されているのか興味があります。江戸前をこんな形で見せてくれることを高く評価しています。本は宮藤官 九郎さんです。相変わらず冴えわたっています。

Thursday, April 28, 2005

[農暦3月20日] 絵手紙-アネモネ

[農暦] 3月20日 [新暦] 4月28日 [月齢] 19.5 更待月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

アネモネを栽培されているのでしょう、ふと気がついたら花が咲いた、それも一瞬にという気分の絵手紙が届きました。街中に突然新しいお店が開店した感とは違います。高校同期の友人からの、いつの間にかシリーズものになっていた絵手紙です。ありがとうございました。

[農暦3月20日] 絵本-「集まって住む」

[農暦] 3月20日 [新暦] 4月28日 [月齢] 19.5 更待月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

大学の後輩から一冊の絵本が届きました。-くうねるところにすむところ 05 子どもたちに伝えたい家の本-シリーズの二冊目、「集まって住む」という題名です。作者は元倉眞琴さん。とてもきれいで正しい作品を作られています。変な 紹介の仕方ですね。この本を読めば理解できることと思います。


題名:「集まって住む」
作者:元倉 眞琴
出版社:インデックス・コミュニケーションズ
定価:1600円+税

Wednesday, April 27, 2005

[農暦3月19日] 元気なトマトと茄子

[農暦] 3月19日 [新暦] 4月27日 [月齢] 18.5 寝待月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

野菜の苗を時間をおいて植えればそれだけ長い期間にわたって収穫が得られます。今日は新しく土を起こしました。
先週末に植えた夏野菜の苗は胡瓜を除いてみな元気です。なぜ胡瓜だけなのか原因はわかりません。おそらく気温が低かったのかもしれません。敷き藁をして保護しているのですがいささか萎れています。

瞽女(ゴゼ)の小林ハルさんが先日亡くなられた。百五歳だったそうです。四年ほど前、TV番組で初めて見た瞽女(ゴゼ)の話。高度成長がはじまったころ。 白黒の画面の中で、舗装された道路を行きかうダンプカーの脇を、耳が聞こえない・目が見えない・話せない三人一組が、お互いの肩に手をやり、次の門付けに 足早に向かう場面が思い出されました。

Tuesday, April 26, 2005

[農暦3月18日] 棚田の田植え

[農暦] 3月18日 [新暦] 4月26日 [月齢] 17.4 居待月 [潮汐] 中潮 [天気] 曇り

部落沿いの県道一帯ではすでに田植えは終わっています。白鷺が田植えで土の中から飛び出してくる虫などを目当てに待機していました。
午前中、隣の田んぼの畦に稲の苗床が運びこまれました。勝間の棚田辺りの気温もいいころ加減になったようです。下から田植え機が上ってきます。昼過ぎに田植えが始まりました。撮影のあいだ、空を見上げると雲雀が声高らかに鳴いています。

Monday, April 25, 2005

[農暦3月17日] 田んぼで水飲み

[農暦] 3月17日 [新暦] 4月25日 [月齢] 16.5 立待月 [潮汐] 大潮 [天気] 曇り

午前中は雨が降ったりやんだりでした。午後からはそれも収まり日も射すようになりました。アトリエの周辺を見て回ります。刈り取った雑草は湿り気を含んでいるので、片付けるのをやめます。重いだけです。
ついて回った猫が田んぼで水を飲んで喉を潤します。

Sunday, April 24, 2005

[農暦3月16日] 快晴です

[農暦] 3月16日 [新暦] 4月24日 [月齢] 15.2 十六夜月 [潮汐] 大潮 [天気] 快晴

五月晴れのような快晴。空気は乾き、風は爽やか。雲ひとつありません。「晴耕」日和です。
昨日は隣接する畑や田んぼの際の草を刈りました。稲や夏野菜の苗に虫が移動しないよう雑草を刈り取っておきます。これは長年にわたってつくられた地域の共通ルールです。

[農暦3月16日] 草刈で筋肉痛

[農暦] 3月16日 [新暦] 4月24日 [月齢] 15.5 十六夜月 [潮汐] 大潮 [天気] 快晴

午後に家の裏の土手、スギナと雑草を刈り取りました。草刈機を使えない排水の溝周りなどは手で摘み取ります。体中が痛くなりました。作業は長時間続けられ ません。おかげで刈り取った雑草は片付けられませんでした。とはいえ明日から天気が下り坂になりそうです。雨の前に片付けなければ・・・

 夕方はすじ雲を見ることができました。

Friday, April 22, 2005

[農暦3月14日] 印度の土産

[農暦] 3月14日 [新暦] 4月22日 [月齢] 14.2 小望月 [潮汐] 大潮 [天気] 晴れ

昨日はインドを旅してきた友人と会食でした。浅草寺の裏、ひっそりとした街中のお店が選ばれました。友人からの印度土産が何なのかとても楽しみでしたの で、この握り玉を見たときは心躍りました。手作り感漂うつくりと、金メッキの仕上がりに味があります。友人は留め金の先端の荒削りな仕上げを甚く気に入っ たのだそうです。感謝です。

Thursday, April 21, 2005

[農暦3月13日] 雑木芽吹く

[農暦] 3月13日 [新暦] 4月21日 [月齢] 12.3 十三月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

畑の夏野菜に早速虫がやってきています。見つけては手で握りつぶしています。畑の脇に広がる雑木林は芽吹いてきました。目にもはっきり判るようになりました。あたりが薄緑色に覆われはじめました。
今日はこれから江戸気分に浸ってきます。友人と浅草で会食です。

[Moblog_勝間通信] 江戸気分

何十年ぶりの浅草浅草寺でした。表参道は俗なのでその裏通りを覗いてみます。何となく江戸気分のただすまいを見つけました。ほっとした気分になりました。

Wednesday, April 20, 2005

[農暦3月12日] 後片付け

[農暦] 3月12日 [新暦] 4月20日 [月齢] 11.5 宵月 [潮汐] 中潮 [天気] 小雨

二坪の畑の夏野菜は元気です。まだ虫はついていません。昨日むしりとったスギナと雑草の山を裏の畑まで運びます。大きな袋に詰め込んでみると三つもできました。
だんだん天空が黒くなってきます。屋内に戻るとポタポタと雨が落ちてきました。庭先のテーブルに勝間の風景が映りこんでいます。

Tuesday, April 19, 2005

[農暦3月11日] 守り猫

[農暦] 3月11日 [新暦] 4月19日 [月齢] 10.6 宵月 [潮汐] 若潮 [天気] 薄曇り

昼間は晴天でした。古農家は土手の際に建っています。その土手、今はスギナでいっぱいです。除草剤を使わないで雑草を駆除することを建前としています。手袋をして千切りとります。スギナの消えた後に排水溝に自生する菖蒲が残りました。しばらくすると菖蒲湯が楽しめます。
土間の上から私たちの作業を見守っていたのは三毛猫でした。

Monday, April 18, 2005

[農暦3月10日] 山菜尽くし

[農暦] 3月10日 [新暦] 4月18日 [月齢] 9.58 宵月 [潮汐] 長潮 [天気] 薄曇り

先日、秋田の知人から春を楽しむ宅配が届きました。私の好きな日本酒「飛良泉」の一合瓶、知人のジジ手作り「ばんけみそ」、蕗のとうの味噌です。あちらでは蕗を「ばんけ」と呼ぶようです。今夜は秋田の春に勝間の春の筍の刺身を加えて一献と相成りました。
筍はわさび醤油で味わうとマグロの赤身の味、「ばんけみそ」をつけると春の山菜が口に広がりました。

Sunday, April 17, 2005

[農暦3月9日] 夏野菜と筍掘りと

[農暦] 3月9日 [新暦] 4月17日 [月齢] 8.69 九月 [潮汐] 小潮 [天気] 薄曇り

忙しい一日でした。隣の畑のおかーさんから声がかかります。竹林に出向いて今日も筍が手に入りました。次に畑に上がります。肥料を入れて一週間寝かした土 に夏野菜の苗を植えます。ナスにきゅうりにトマトにキャベツとカリフラワー、それとジャガイモ。畑から戻ると、下の竹林で片手を骨折でいためていた人が筍 掘りをしています。私の手を貸しました。いよいよ畑の季節です。

[写真:棚田の田んぼからアトリエを見る。畑は写真の右端、農家から一段上がったところにあります。隣の田んぼでは田植えを前にもう一度土が起こされました。角材にロープを掛けて土をならしていました。]

Friday, April 15, 2005

[農暦3月7日] 土手のタンポポ

[農暦] 3月7日 [新暦] 4月15日 [月齢] 6.35 上弦月 [潮汐] 小潮 [天気] 快晴

今日は十五日、いろいろ支払いのある日です。町に出かけ、振込みを終え、車にリッター123円(セルフサービスのスタンド、ミニはハイオクです)で給油 し、葉桜までまだ日にちのある街道を走って戻ってきました。坂を上がりながら眺めた棚田の土手はタンポポでいっぱいでした。

Thursday, April 14, 2005

[農暦3月6日] Break time

[農暦] 3月6日 [新暦] 4月14日 [月齢] 5.33 夕月 [潮汐] 中潮 [天気] 快晴

久しぶりの快晴です。室内での仕事はもったいない。庭先に出て仕事をしました。かえるの合唱、鳥たちの鳴き声、時折上空を行き来する航空機のエンジン音が聞こえてきます。昼食の後に卓上のエスプレッソをとりました。脇では猫たちものんびりとくつろいでいます。

[Moblog_勝間通信] 竹の子掘り

[勝間の天気] 快晴

庭先で仕事をしていると、下から竹の子名人が上がってきました。篭とシャベルを持ってついてこいといいます。竹林で竹の子掘りを教わりました。

コツは根本の方向を探ること。後はそこにシャベルを正しく当てて掘り起こすこと。しかしそれが難しいのです。根の途中で折ってしまいます。何回か試みてようやく上手くいきました。しかし匠にはほど遠いものでした。

Wednesday, April 13, 2005

[農暦3月5日] カラスなぜ鳴く!

[農暦] 3月5日 [新暦] 4月13日 [月齢] 4.46 夕月 [潮汐] 中潮 [天気] 曇り

今日は曇天、下の部落から草刈機の音が響くものの雨上がりの作業は危険です。外での作業はしません。部屋の中で鳥のさえずりを聴いていますが、時々大声で さえぎるのがカラス。外に出て見上げてみると裏山の木々の梢を行き来するカラスの姿が数多く見受けられました。どうも今年はカラスが多いようです。ここで はカラスは畑を荒らすことで嫌われています。

Tuesday, April 12, 2005

[農暦3月4日] 雨のハナニラ

[農暦] 3月4日 [新暦] 4月12日 [月齢] 3.41 夕月 [潮汐] 中潮 [天気] 雨

昨日今日と雨、庭に出てみます。4日前に撮影した梅ノ木の根元一面に咲いていたハナニラ、雨のもとでは首を垂れて雨にあたるのを嫌っていました。

この二日間の雨で木々は芽吹いています。アトリエ周辺が若草色一色になるのも時間の問題でしょう。
[写真:右は4月8日に撮影したハナニラ、左が今日のハナニラ]

Monday, April 11, 2005

[農暦3月3日] 花尽くし

[農暦] 3月3日 [新暦] 4月11日 [月齢] 1.81 三日月 [潮汐] 大潮 [天気] 曇り

アトリエの周りを一周すると写真のような花を摘むことができます。三種類の水仙、レンギョウ、ムスカリ、スノードロップ、アケビ、クリスマスローズにハナ ニラ。これ以外にもボケが満開、椿も見ごろ。裏山では以前に枯れて倒れた山桜の根元から新しい枝を出していました。太陽に感謝、日本の四季に感謝です。

Sunday, April 10, 2005

[農暦3月2日] 桜街道

[農暦] 3月2日 [新暦] 4月10日 [月齢] 1.66 二日月 [潮汐] 大潮 [天気] 晴れ

最寄の駅に車で向かいました。人通りのない片側二車線の街道、両側は一キロ近くにわたる桜並木、満開でした。しかし花見に興ずる人影はありません。車で行 き来する人のためだけの桜並木のようでした。この道に直交する川があります。護岸のされていない自然な川の形を現しています。桜を植えるなら川沿いでしょ う、と見事な桜並木を見るにつれ想いが深まりました。

Saturday, April 9, 2005

[Moblog_勝間通信] 竹の子の初物

[勝間の天気] 晴れ

畑の手入れを終えて戻ると、栗林の持ち主の方から声がかかりました。初物の竹の子狩りです。今年は生育がよくないそうです。しかし初物は初物、夜食のつきだしにします。

Friday, April 8, 2005

[農暦2月30日] 夏気分

[農暦] 2月30日 [新暦] 4月8日 [月齢] 28.8 晦日月 [潮汐] 大潮 [天気] 晴れ

ちょっと畑で鍬を振り下ろすだけで汗ばみます。昼時、庭先のテーブルにパラソルを立てて一休み。日陰にはさわやかな風が入り込んできます。何か初夏の気分になってきます。棚田を見下ろすと、桜が満開になっているのが見えました。

Wednesday, April 6, 2005

[農暦2月28日] 旅客機が・・・

[農暦] 2月28日 [新暦] 4月6日 [月齢] 26.9 有明月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

畑で息を切らせながら土に空気を混ぜ込んでいると、上空を旅客機が低空で飛行していきました。この付近は羽田への進路に近いからです。上空を吹く風の方角によって進路や高度が変わります。ANAの旅客機でした。

Monday, April 4, 2005

[農暦2月26日] こぶしの花はわずか

[農暦] 2月26日 [新暦] 4月4日 [月齢] 25.1 二十六夜月 [潮汐] 若潮 [天気] 晴れ

毎年いやというほど咲き誇るこぶしの花ですが、今年は勢いがありません。つぼみも少ないうえに、開花も部落の花と比べても数が圧倒的に少ないのです。気まぐれといえばそうですが、計算できない面白さもあります。

今は夜九時過ぎ、快晴です。月明かりがない分オリオン星座の雄姿を真正面に見ることができました。

[農暦2月27日] 蕗のジュータン

[農暦] 2月27日 [新暦] 4月5日 [月齢] 26.2 有明月 [潮汐] 中潮 [天気] 晴れ

豆トラの再整備を試みましたがうんともすんとも答えてくれませんでした。仕方なく鍬で畑の土を起こしてみます。すぐに腰が痛くなりました。土はほかほかで柔らかいのですが、持続力がありません。

中休みに下の栗林まで散歩します。蕗が一面を覆っていました。柔らかそうな茎をしています。成長するのが楽しみです。

Friday, April 1, 2005

[農暦2月23日] 田んぼに水入る

[農暦] 2月23日 [新暦] 4月1日 [月齢] 22.1 弓張月 [潮汐] 小潮 [天気] 曇り

今日は新暦で四月一日、もう四月です。しかし農家は四月末まで気温に気を許しません。遅霜があるからです。それまで水を入れておきます。田んぼに苗は植え ません。苗が田んぼに広がる日は家族や一族出揃って田植えを見守っています。昔からの慣わしなのだそうです。あぜで遊ぶ小さな子供の姿が見られます。とて も好ましく一年の中で好きな風景のひとつです。