Wednesday, March 8, 2006

[勝間通信] 食い荒らされたカマキリの卵

[農暦] 2月9日 [月齢] 7.61 宵月 [潮汐] 小潮 [勝間の天気] 晴れ

竹藪の前の道の真ん中、濃い茶色の鳥が何かをついばんでいます。そっと様子を見に行きましたが簡単に悟られ飛び立っていきました。何かが残されています。近づいてみると、食い荒らされたカマキリの卵嚢(らんのう)です。中の卵が見事無くなっていました。

この卵嚢、色と形からするとオオカマキリでしょう。枯れた藪竹の枝に卵嚢はありました。小鳥はどのようにして折ったのでしょう。カマキリはその年の冬の気候を予測して産卵場所を選ぶといいます。今年はみな高い位置にありました。厳しい寒さを予感していた。そのぶん、鳥の目にとまりやすかったのかもしれません。

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