Sunday, April 2, 2006

[勝間通信] 勝間と廈門

[農暦] 3月5日 [月齢] 3.23 夕月 [潮汐] 中潮 [勝間の天気] 晴れ

中国大陸の沿岸都市、アモイに5日間滞在して感じたのは、私の体や気持ちは勝間の土と水と空気と一体になってしまったのかもしれないということでした。これはこの先東京に移り住んだとしても同様な感覚を覚えるだろうと予想されます。不思議ですね。

アモイでの生活はとても疲れました。人と車と林立する高層建物。空いている土地を積極的に緑化しているといっても、やはり自然ではありません。見慣れない小鳥が多く目につき、鳴き声を車の音の間から聞き取ったとしても、やはり自然な感覚は得られませんでした。

勝間に戻って、庭に出ると追いかけるように猫たちもついてくる。雑木林から聞こえるウグイスの声、庭木の枝を右往左往するメジロたち。人の群れも車の姿もコンクリートの建物も見えない、そんな世界に長く過ごすと感覚が変わってしまうのでしょうか。とりあえず今はホッとしているというのが実情です。

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