Tuesday, October 18, 2005

[農暦9月16日] "We'll Meet Again"

[農暦] 9月16日 [月齢] 15.0 十六夜月 [潮汐] 大潮 [勝間の天気] 雨
"We'll Meet Again"(また会いましょう)、第二次世界大戦直前の英国、Vera Lynnという女性が唱った歌。ようやく探し出しました。映画「博士の異常な愛情」のラストシーン、原水爆実験のフィルムが繰り返し流される背景から聞こえてきた歌です。

畏友akiさんに誘われて参加しているmixiというコミュニティーがあります。そこでアクセスされてきたJETLINKさん、LINK先に跳んでみると、「博士の異常な愛情を異常に愛するコミュニティ」とあります・・・

言わずと知れたスタンリー・キューブリックの映画「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」のコミュニティーです。封切り当時の情報も上がっていました。さすが、とても詳しいのです。わたし、封切り時、みゆき座にいってました。<初公開1964年10月6日、上映日数18日、動員6000人、興行収入190万円>(JETLINK)の中の一人、いや二人でした。

大学の授業が終わった(さぼった?)昼下がり、一人で上野駅に向かいます。と、丁度邦楽科の友人にバッタリ。これから授業だという彼女を無理矢理誘って、この摩訶不思議な映画を見た2人/6000人です。

映画についてはもう語り尽くされていますから、わたしは何も書くことはありません。ただラストシーン、甘ったるい歌声と歌詞とが原水爆の情景に無性に合っていたこと。JETLINKさんとこのコメントにも<最後に流れる曲「We'll Meet Again」の歌手「ヴェラリン」の歌を聴いて思う>。もう探し出すほかありません。

簡単でした。Amazonにありました。注文するとしばらくして英国版が届きました。じっくり聞いてみます。(日本語訳はTV録画のスーパーからの引用です)。

"We'll meet again,"

We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.
Keep smiling through just like you always do
'Til the blue skies drive the dark clouds far away.

So will you please say hello to the folks that I know
Tell them I won't be long
They'll be happy to know that as you saw me go
I was singing this song

We'll meet again, don't know where, don't know when.
But I know we'll meet again some sunny day.

「また会いましょう」

またあいましょう
どこかで
いつの日か
きっと また 会えるでしょう
ある晴れた日に

ほほ笑み 忘れず
あなたらしく 笑みを絶やさず
青い空の輝きが
黒い空を払うまで

そして お願い
友人や隣人に もし出会ったら
じきに行くと 伝えておいて
別れ際に この歌を
力の限り 歌っていたと

またあいましょう
どこかで
いつの日か
きっと また 会えるでしょう
ある晴れた日に

・・・キューブリックは選曲もすごいですね。 

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