Tuesday, June 21, 2005

[農暦5月15日] 三つのニュース

[農暦] 5月15日 [新暦] 6月21日 [月齢] 14.3 満月 [潮汐] 大潮 [天気] 晴れ

夏至です。千葉市の昼時間は14.35時間、日の出が4時23分、日の入は18時58分です。畑にでて日の長さに感謝しています。作業がすすみます。今日の収穫はなすときゅうりに果肉にやわらかみのでてきた梅の実。梅酒と梅干に使います。キャベツはあと二三日でしょう。

今日の日本経済新聞から。三つのニュースが目を引きました。

・「環境考えれば人口減はよい」同友会代表幹事
・首都に生きる 「循環社会の英知 現代に」 ”江戸の環境”取り戻せ
・やさしい経済学ー21世紀と資本主義 「距離の暴虐」 国際日本文化研究センター 猪木武徳

上二つは循環型社会を実現するために考えなければならないことについて。やさしい経済学の話は私なりにグローバリゼーションを理解する内容を記述していました。

・「環境考えれば人口減はよい」は、経済関係者からでたことに興味を覚えました。限られた国土と資源の中で、出生率の減少を云々されている今、現実的な話でしょう。ただ、それが外国人労働者の制限に話が及ぶのはどうかと。

・首都に生きる 「循環社会の英知 現代に」 ”江戸の環境”取り戻せ、も実に現実的な取り組み。すべてを一つに、中央集権を目指した明治以降失った実に莫大な江戸時代の英知を、一つ一つ小さいことで再現しようという試みについて書かれています。

・やさしい経済学ー21世紀と資本主義 「距離の暴虐」は、グローバリゼーションの解説をしているのか、新しい方向を提案しているのか、私には理解できま せんでしたが、通信がいかに利便性を高めようが人と人の距離は厳然として残る、だからどうこうということのようです。グローバリゼーションとは言語・文 化・経済の同質化だが、フェースツーフェースが生む経済の最大のメリットを阻む最大の障害が距離だ、といっています。

地域・気候風土によってたつ言語・文化・経済が成り立ってこそ、新しいグローバリゼーションも成り立つ、と感じている私には反面教師の教えが含まれているとおもいました。

No comments: