Sunday, June 4, 2006

[勝間通信] 羽田界隈・船溜まり

[農暦] 5月9日 [月齢] 8.06 九夜月 [潮汐] 小潮 [勝間の天気] 薄曇り

shinさんが企画する散策はかなり気ままです。shinさん、なにしろ飛行機を見たい、で羽田空港のターミナルを訪れました。

次はどこに?shinさん、歩いて空港を出るといいます。昔は芦原だった羽田村まで歩こうというのです。ここでもTakaHiroさんの事前調査が活きました。歩いてはちょっと無理だろうということで、羽田線で一駅戻ります。天空橋まで。ところが自動切符販売機に駅名が表示されません。ああでもない、こうでもないといじくっていると、後ろに客が並んでしまいました。仕方なく、窓口を探して聞きました。「1番と2番の販売機を使ってください」、「どっかに書いてあるんですか?」、「ありますよ」。初めての人にそんな判断できません。いやですね、無人化って、機械化って。(Suica買えよ!って声が聞こえてきそうです。あたしプリペイドっていうの嫌いです)

天空橋駅を出ると、そこは運河でした。羽田空港を埋め立てたときにできた運河です。海老取川と呼ばれています。TakaHiroさんが先導してくれました。運河に架かる橋を渡ると羽田町、釣りを楽しむ人たちの船だまりになっています。堤防の内側に緑道です。風情ありです。この径の先は多摩川の河口、海老取川と合流する辺り一帯に海鳥の姿が見受けられました。こうなるとkomachiさんの出番です。

komachiさん、アジサシだ、カルガモだ、カワウだと指を指しては解説してくれます。生き物の姿を見て、鳴き声を聞いて名前がわかる、これはかなり私にとってしゃくに障るのです。うらやましいのです。勝間の棚田で見受ける雑草すら判別が難しいわたしですから。

この辺り、小動物と近いというのがとてもいい。堤防の内側、川沿いを上流に向かって歩きます。空港ターミナルの少しむっとした暑さはここにはありません。川風がとても気持ちいい。shinさん、潮の香りがしないといっています。きっと引き潮なのでしょう。釣り船を係留するデッキに出て全員で写真を撮りました。

陽も陰り、街中へと歩み始めました。車道の脇には古い煉瓦造の堤防がちょこっと見えています。この辺りもゼロメートル地帯だったのかもしれません・・・

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