Monday, January 29, 2001

[勝間通信」 大雪になると・・・

 1月27日の予想できなかった大雪は、勝間一帯にも被害をもたらしました。まず、雨樋の多くが雪の重みで垂れ下がったり外れたり。暮れに直したばかりの箇所が見事に外れていました。ペンキ屋同様ここもいい加減な仕事だったことがわかりました。棟梁は、昔は自分で手を下したのでしょうが、年をとると口だけになってしまったのか、手伝いの恐らく「百の匠」だった老人をアゴで使っていました。やはりペンキ屋の仕事もそうでしたから、人件費削減がエンドユーザーにしわ寄せされてくるのでしょう。

そう考えると、建物を建てる際に建築家という専門家が設計監理をすることはいいことなのだ、と自分の仕事に納得したりします。(ただ最近の建築を見ると、デザインは建築家に・・・工事はお任せします、的なところが見受けられますが)

大雪は、勝間の風情を一変させます。眺めている分には幽谷な気分を味会わせてくれます。周囲の孟宗竹が雪の重さに枝垂れた姿を眺めながらお茶を一服、墨絵の世界ですね。

(写真上)サルスベリの枝を垂らしたベタ雪 1/27/01
(写真下)雪に覆われた勝間アトリエ 1/27/01



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