台北から戻った翌日、発売が遅れていたノキアのボーダフォン版携帯が販売されたと知りました。どんなものかとお店を
のぞいてみます。「あのー702NKありますか?」 「ハイ!あります」で、決まってしまいました。ろくに中身を確認せずに購入です。キャリア固定という
ことでかなりがんばった価格での登場です。約一万五千円、それに国内利用を想定していない料金プラン(月額540円)との変則的な組み合わせです・・・
CDから音を落とせない、ブルーツースのキーボードが使えない、多くの有用なアプリケーションソフトが組み込め
ないのでは・・・などなど日本の携帯環境を考慮して制限されてしまっていたことは、世の人柱の方々によってことごとく解決されていきました。(やや複雑な
手続きを踏まなければならないとかはありますが)なにしろ携帯にまつわる事柄が最も閉鎖的な日本にあって、ようやく世界標準に近づいてきています。組み込
まれたPDA機能もそこそこ、いやかなりいけてます。ややもっさりした動きはありますが、優れたインターフェースにご満悦です。
でも日本は変わった国ですね。分かりにくい、使いにくい商品を作っても、基礎教育がしっかりしているからでしょうか、みなソツなく使いこなしていきます。
馬鹿にもチョンにも(すいません、禁止用語なんですね)売らなければならない環境にある海外の企業、彼らのつくる製品には分かりやすさがあります。日本語
表示が汚い、今までの携帯とは扱いが違うなど敷居が高いかもしれませんが、慣れるとこんな便利な携帯はありません。今まで携帯とPDAの二台を持ち歩いて
いた私も、これからは「これだけ!」で済みそうです。でも好きですね、わたし、本当に、田舎のご隠居なのに・・・
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