Thursday, June 7, 2001

[勝間通信」 どうみても五月は夏

久しぶりの勝間通信です。 本業の設計の仕事が竣工を迎え、その対応に右往左往していたからです。右往左往するとは、いい加減な仕事と思われるかも知れませんが、時代の要請に対応していたというのが正解でしょうか。

 幕張で集合住宅の設計に携わっていましたが、入居者内覧会で新しい住民から要望がでてきては、変更を繰り返していたからです。一昔前まではそんなことはありませんでしたので、時代が変わったというのでしょうか、ルールが壊れたというのか。今後の参考にしていこうと思っています。

わが家の畑からの眺め
・どうみても五月は夏

 木々や畑とともに生活していると、五月は夏です。そう考えると、学校の夏休みは夏の終わりから秋の始め、お盆は夏の終わり。田舎で生活してきた人たちにとっては当たり前だったのでしょうが、都会育ちはカレンダーが四季の目安。ほんの少し前までは、旧暦(台湾では農歴と呼ばれています)が使われていた場所も多かったようですし、実際、勝間のこの辺りでも作業の目安は旧暦で行っているようです。

 今日から日本列島の大部分が梅雨入り、雨期に入ったわけですね。雨期は夏、東南アジアと同じ、北に位置している分遅く始まります。

田圃の土起こし(撮影は5月始めです)
・棚田の田圃

 勝間の田圃は苗付け時期に悩んでいました。雨が少なかったからです。例年なら、4月の終わりまでには周辺一帯苗は植え終えていたのですが、平地より30メートルほど高い位置にあるここの棚田では、湧き水が少なく、先が読めないまま5月の連休に苗を植えました。

 幸いなことに、その後適当な雨があり今では稲は元気のいい姿を見せています。



No comments: