やはり今年の気候はすこしずれているのでしょうか。新暦の6月21日は夏至、昼夜が同じ時間となる日です。例年このころは曇天か雨、むしむしとした梅雨特有な気候なのですが、今年は快晴・低湿と、盆明けのようでした。
新暦の6月21日は旧暦の5月4日。五月晴れであっても不思議ではありませんが、逆に旧暦の6月21日は新暦の8月6日、お盆を控えた時期。季節の流れが生活と一体となっている農村地帯では、このようにとらえどころのない天候には悩まされます。去年の冷夏といい、今年の早くやってくる季節といいどうなってしまったのでしょうか。
しかしこのころの勝間は実に快適でした。緑よし、風よし、空よし、夕暮れの雲は秋空。簾ごしの風景も鮮やかでした。二月も先取りした、梅雨の最中の一瞬の季節外れを味わいました。
[写真上:アトリエの庭先から見た夕暮れの勝間]
[写真下:アトリエの簾越しの緑]
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